天然ガス脱硫・脱炭素装置
脱硫プロセスの動作原理
脱硫の反応原理は次のとおりです。
2Fe(OH)3・XH2O+3H2S-Fe2S3・XH2O+6H2O(脱硫)
Fe2O3・XH2O+3H2S=Fe2S3・XH2O+3H2O(脱硫)
Fe2S3 = 2FeS+ S(最も分解)
脱硫工程
供給ガスは入口バルブを通って吸着塔に入り、室温で H2S が酸化鉄と反応して硫化鉄を形成します。硫黄を含まない天然ガスは出口バルブを通ってガス消費点に到達します。硫化水素分析装置で示される硫化水素含有量が規定値よりも多い場合には、脱硫器の交換が必要となります。
パッキンを交換する
パッキンを交換する必要がある場合は、塔本体に相当する天然ガスを抜き、供給口と排出口を開けて排出し、充填してください。